フレーズ集

母国語=感情的、外国語=合理的?

© Besttime | Dreamstime.com
ar AR de DE em EM en EN es ES fr FR it IT ja JA pt PT px PX zh ZH af AF be BE bg BG bn BN bs BS ca CA cs CS el EL eo EO et ET fa FA fi FI he HE hr HR hu HU id ID ka KA kk KK kn KN ko KO lt LT lv LV mr MR nl NL nn NN pa PA pl PL ro RO ru RU sk SK sq SQ sr SR sv SV tr TR uk UK vi VI

母国語=感情的、外国語=合理的?

外国語を勉強すると、脳の働きを促進する。 学習によって、我々の考えは変わる。 よりクリエイティブでフレキシブルになる。 複雑な考えも、多言語話者にとっては簡単だ。 学習する際、記憶は鍛えられる。 たくさん勉強すればするほど、記憶はより機能する。 言語をいくつ学んだ人は、他のことも早く学べる。 そういった人は、ひとつのテーマをより長時間集中して熟考することができる。 そのため、問題を早く解決する。 多言語話者はまた、よりよい決断をすることができる。 しかし、どのように決断するかは言語による。 考えるときに使う言語が、決断に影響するのである。 心理学者たちはある研究のため、何人もの被験者を検査した。 被験者は全員、二カ国語話者だった。 母国語の他に、彼らはもうひとつ他の言語を話した。 被験者たちは質問に答えなければならなかった。 質問では、問題の解決法が取り扱われた。 被験者たちはその際、二つのオプションから決断しなくてはならなかった。 ひとつめのオプションは、他方よりも明らかにリスクが大きい。 被験者たちは質問に、両方の言語で答えた。 そして、彼らが言語を変えると、答えも変わったのである! 母国語を話すと、被験者はリスクを選択した。 しかし外国語では、確実な方法を選んだ。 この実験のあと、彼らはさらに賭けをしなければならなかった。 ここでもまた明らかな違いが示された。 外国語を使うと、彼らはより理性的だった。 研究者たちは、我々が外国語ではより集中していると推測する。 そのため、感情的に決断をせず、合理的になるのである・・・。